仮設工事・土工事・コンクリート工事
◆仮設工事(建設現場の足場、通路、仮囲いなど)
他業者が安全でスピーディーな施工ができるように、鳶(とび)職人が仮設の足場や通路をつくる仕事。建設は「鳶に始まり、鳶に終わる」という言葉があるくらい、建設現場において重要な役割を果たします。
◆土工事
建物の土台となる基礎をつくるために、オペレーター(重機運転手)が専用の重機を用いて、掘削や埋め戻しをする仕事。オペレーターのそばで掘削箇所の高さを見たり、ダンプの誘導をしたりなど、重機の力だけではなく、人の目で確認し施工することで、細部まで行き届いた仕事ができます。
◆コンクリート工事
建築の躯体となる箇所にポンプ車でコンクリートを流し込み、専用のバイブレーションを用いて均したり、型枠との隙間を埋めたりする仕事。5~8名程度の職人が1チームとなり、左官屋さんたちと協力し合いながら施工します。